ついにキウイを栽培する上で命と言える受粉作業が始まりました!
キウイは自然受粉だと大きい実が出来ないので人の手で受粉する必要があります。
写真のは開きすぎていますが、まず雄の木の開きそうな蕾や
ちょっと開いた蕾をひたすら集めて、
蕾の葯を落とす機械に入れます。私はガラガラなんて呼んでいますが。。。
集まった葯をふるいにかけてゴミを取り除いて、
トレイに広げていきます。
そのトレイを開葯器 ミツワ M-300Dという機械に入れます。
この機械で加温すると葯が開いてそこから花粉が出ます。
私はだいたい12時間くらい加温しますが、開葯器から出すと
白い花粉が出ているのでこれをハケで集めて
花粉精選機 ミツワ PSM-3 に入れます。
昨年までは手回しの物だったのですが、今年安く自動の物が手に入り
相当の時間短縮になりました。
中でブラシが回転して中にある網から花粉が白の受け皿に落ちています。
若干ゴミがあるのでもう一度手でふるいでふるって白い花粉が集まりました。
これを石松子という粉で薄めてキウイの雌の花に吹きかけていきます。
という一連の流れですが、今週は気温が高いのでどんどんキウイの花が咲いてきています。
自然と時間との追っかけっこです。
日に日に大変になってきていますが、
何度も言うようにキウイの栽培は受粉が命!!
この作業をこなすために2019年の仕事を進めてきました。
梅雨に入る前までにピークを越えるべく頑張ります!