小田原の無農薬キウイフルーツの受粉作業ピークを超えました!

だいぶ夏っぽくなってきましたねー!

さて小田原の畑のキウイの受粉作業に追われてますが、

ようやく峠を越えた感があります!

まず、キウイのオスの花を取ってきて、

採葯機という機械に入れて葯をとります。

それをふるいにかけてから開葯機という機械に
入れて温めてあげます。

それをさらに細かいふるいにかけて花粉を取って、

石松子という色がついた粉で希釈して量を増やして
メスの花にコロンブスというやつでかけてあげます。

(↓下の入れ物がコロンブス)

というのが一連の作業なんですが、通常はオスの花が
早く咲いて数日は花粉をストックできるのですが、
畑によってはほぼ同時に咲き始めてしまって、

毎朝朝五時に起きて花粉を出して大体七時〜八時から
メスの花に受粉を始めて、夕方にオスの花を取って
夜七時くらいに開葯機に入れる、というサイクルを
ひたすら繰り返しています。

さらに受粉作業は花一個一個にコロンブスで
プシュッとスプレーするという作業。
花は毎日毎日咲いてきて、咲いて1日から2日で
受粉してあげないと大きい実ができないという時間に追われる作業。

とても大変です。

花粉の予備を持ってこず花粉が足りなくなり、

自宅と小田原のキウイ畑を無駄に往復した時もあります。

昨年借りたこの小田原のキウイ畑は昨年とはまったく違う
何十倍もの花が咲いています。

プラス、4月に平塚で新しい畑を借りることになり、
そこがまた広くて大変なんですが今年は剪定した人が
素人らしいので花が少なくてある意味助かりました。

来年自分が切ると多分2倍以上の収穫量になります。
その場所も含め今年は3tくらいは行かせたいですね。
去年の収穫量の約10倍です。

これは作業が追いつかない!ということで、
1日友人にバイトに来てもらい、

そのおかげが功を奏してなんとか今日作業が
追いついてきた感が出てきて安心しています。