1月末に強烈な寒波が訪れてその影響を心配したまま
2月の一週目も寒くなりそうなので慌てて仲間と湘南ゴールドを
収穫しました。
収穫していて気になったのがかなりの実が上の写真のようにダメージを
受けていたこと。一回実が凍ってしまったのか柔らかくなってしまってます。
今回は二人で収穫していたのでこういった実が多い部分はなんとなくコンテナで
分けてみました。
収穫量自体はかなり多いです。湘南ゴールドは隔年結果性といって
2年に一度たくさんなる習性がありなっている木はとてもたくさんなってました。
事務所に持って帰ってみるとかなりの量です。翌日以降、選果しました。
実が細かい選果がとても大変です。一個一個見ました。
残念ながら見れば見るほどこれは平気、これはだめと進みますが
これはだめ、危ないんじゃないかという実ばかりです。
大量にあった選果が終わりましたが、左側のたくさんあるのがダメージを
喰らっている方で右に少しあるのがまだ平気そうかな、というもの。
その まだ平気そうかな の方もはっきり言って分かりません。
今まで天候の災害というとキウイの台風にしか気にしてませんでした。
しかし寒波の影響というのもいざ実際に自分が体験してみると
とんでもないものだな、と感じます。収穫物は全滅に近く、
今畑に生えているレモンや柑橘類の木の今後の育成にも
障害が出てくるのではないでしょうか。
小田原市の他の地区の人は収穫時期に早いのは分かるが寒波が
くる前に全部収穫するという手段をとっていました。
私もそうすれば良かったのですが正直「寒波くらい平気だろう」と
たかを括り、甘く考えていた結果がこうなってしまいました。
せっかく生産物を待ってくれているお客さんもいるのに
その期待がなくなり自分自身も悲しい気持ちになります。
もう少し真剣に農業に取り組まねばいけないな、と
改めて考える機会になりました。