今年は梅雨が長引き、毎日スッキリしない日が続いていますが、
その間を縫って小田原のキウイ畑から夏季剪定という作業をスタートしました。
キウイの木から芽がどんどん出てくると、ツルと葉っぱが多くなり、
その分日照が少なくなってしまうのですが、そこをうまく調整してあげる
作業なのです。
だいたい一反(約1,000平方 m)の畑で二日くらいかかるでしょうか。
↑こちらはまだ夏季剪定を行っていない部分。
写真だと曇っていてわかりづらいのですが、教科書的な表現で言うと
”木漏れ日チラチラ”
”実に対して葉っぱ2.5枚”
なんていうのですが、、、
木漏れ日チラチラはまだ分かるとしても、葉っぱ2.5枚っていう
表現がなんとも曖昧ですよね。。。
キウイの実に適度な日光を当てると貯蔵性が増すと言われていますが、
かといって日差しが直撃していると実が日に焼けてしまいます。
これは味には特には影響はないと思いますが、見た目で出荷先により
卸値の評価額が変わってくるので個人的にはとても気にしています。
ツルが絡まっているので、あまり調子に乗ってズバズバ切ると
せっかく実がついた所まで切ってしまったり、実に日光が当たりすぎて
しまったり、台風で葉っぱが風で飛んでしまったり、
おまけにキウイに巣を作っているアシナガバチに刺されたり、
この作業は自分としても年々実は難しい作業だな〜と感じます。
なので、少し楽観的に見ながら行うようにしています。
切りすぎるよりは切らない方がまだ実に日光が当たりすぎないので、
そこを重要なポイントにするように。。。
そこが難しいんですけどねwついつい切りたくなっちゃうので!
キウイの実も、もちろん受粉した時期により大きさにばらつきがありますが、
大きい物は既に100gサイズは超えています。この写真のものは最終的に
150g〜以上の立派なキウイになるはずです。
頑張ってどんどん大きくなってね〜!!